写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | スバル | ||
車名 | WRX STI | ||
JC08モード燃費 | 9.4km/L | ||
エコカー減税 | 0%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
4595mm | 1795mm | 1475mm | 5.5m |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 車両重量 |
2005mm | 1490mm | 1205mm | 1755kg |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
379〜411.4万円 | 340〜450万円 |
※ 「JC08モード燃費」と「エコカー減税」については、最新モデルを新車で購入した場合の数値ですので、中古車の年式・モデルによっては異なる場合がございます。
※ エコカー減税については、自動車取得税と重量税の減税率です。
※ 中古車相場価格については、あまりに古い中古車は参考になりませんので、おおむね5年以内の中古車価格を目安としています。
スバルのWRX STIは同じくWRXのネーミングが与えられているS4をSUBARU TECNICA INTERNATIONAL(STI)がよりスポーティにチューンした国産車の最強クラス4ドアセダンです。
STIはスバルの子会社で、初期はモータースポーツを統括するために組織されましたが、その経験を市販車にフィードバックしてSTIブランドのコンプリートカーを販売するまでに至っています。
WRX STIは言わば、スバルのモータースポーツの系譜が存分に活かされている車種です。
WRX S4に比べるとエクステリアはまったく変わりなく、わずかにハイグレードのTypeSがリアにウイングを装着していることだけが変更点です。最高出力はわずか8PSしか違いません。
しかしその走行性能を高める装備はまったくの別物で、ブレーキは前輪がブレンボ製17インチ対向4ポッド、後輪も同じくブレンボの2ポッドを採用、ピストンは高強度鍛造となり、エキゾーストは等長等爆、さらにインタークーラーまで大型になります。
車重もS4に比べて60〜70kg軽くなっているので、ただでさえ走行性能がすぐれているS4以上にレスポンスの高い車種になっているのです。STIの購入を検討する人は、まず自分の運転レベルを考慮する必要があります。
STIという名前だけに憧れて走行性能をわずかにしか発揮できないレベルではSTIの魅力を理解することもできませんし、無理をすれば事故が待っているだけです。
なお、S4では標準装備であったアイサイト(Ver.3)はオプション扱い、ミッションも6速マニュアルだけとなっています。
STIはS4以上に一般走行では無用の長物です。4ドアセダンなので実用的な装備を備えているものの過剰な走行性能も併せ持っているので、中古車市場に出回っている車種は極端に少ない状況です。
しかしSTIはコアなファンに圧倒的人気があるため、中古車販売の価格はけっして安くなく、1万q以下の走行距離であれば新車販売価格とあまり変わりありません。
現在のところ、中古車で購入するメリットはほとんど見られませんが、先代のWRX STIまで選択範囲を広げると大きなメリットを得られるはずです。
たとえば2010年登録モデルのSTIになると、走行距離3〜4万qという程度の良い状態でも260〜270万円が中心価格帯となっています。
STIは歴代の車種において最高のチューンを与えているので、先代モデルでも十分にソリッドな運転感覚を味わうことができます。
車に詳しい人であればインプレッサ初代、型式番号GC8のSTIを購入するのもお勧めです。
初代はシングルターボで3500〜4000回転までエンジンを回さなければターボ効果が得られませんでしたが、その回転数からの加速は強烈で、シートに背中を押し付けられるほどです。
現在のマイルド感からは考えられないチューンですが、走行距離があまりに伸びている車種はオイル漏れが深刻になるので、事前にヘッドガスケットを交換しておくことをお勧めします。
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