修復歴を見分けるコツ

こちらのページでは、修復歴見分けるコツについて、わかりやすく解説しております(^^)


修復歴車かどうかの判断は、傷やへこみを発見するのとは、似ているようで違います。

なぜなら修復歴がある場合、パーツを丸ごと交換したり、板金塗装をして見た目は綺麗になっていることがあるからです。

そんな修復歴を見分けるコツは下記です!

シーリング跡を見る!

車のドアパネルやバックドアなどの縁には、防水のためのシーリングが必ず施されています。

修理でドアを新品に交換すると、交換部品のドアの内側の縁に修理工場でシーリング剤を入れます。

このシーリングは手作業で行いますので、似せることはできても完全に同じように復元することは大変難しいのです!

もし左右のドアのシーリングに違いがある場合は、どちらかのドアを交換していると判断できますし、形が崩れていたり曲ったりしていれば、ドアを交換していると判断できます。

スポット溶接跡を見る!

車の外装パーツには、ところどころスポット溶接跡があります。

スポット溶接スポット溶接というのは、メーカーの工場で高電圧による溶接で、直径6mmくらいの円形のくぼみのような溶接跡です。

写真では見づらいかも知れませんが、実際に近くで見るとすぐに分かります。

もし修理や交換により街の板金屋などがスポット溶接を行うと、左右で間隔がバラバラになったり、溶接後がなかったりします。そもそも溶接をしないひどい修理もあります。

左右を比べてみる!

車のパーツはさまざまあり、メーカーによりシーリング跡やスポット溶接の間隔などが異なります。

正常なのかそうでないか見極めることが難しい場合は、左右の形を比べてみましょう!

例えば、左ドアのシーリング跡に違和感を感じたら、右ドアのシーリング跡と比べてみれば一目瞭然です!

事故により衝撃を受けた部品のみ交換しているはずなので、左右を見比べるというのはどんな車でも通用する非常に有効な手段です!

ボルトの塗装ハゲを見る!

車のボンネットやドアパネルなどは、大きなボルトによって固定されています。

メーカーで車を作る際には、ボルトもすべて取り付けて組みあがった後に塗装をするので、ボルトごとボディーと同じ色で塗装されています。

もしボルトの塗装がハゲていたり、ボルトを取り外したような形跡があれば、修理や交換をした可能性があります。


以上が、修復歴を見分けるコツの解説です(^^)

修復歴はプロでも見極めが難しいものもあり、一般の方がすべて覚えるのは大変ですので、次のページからは一般の方でも修復歴を見分けることができる部分をご紹介していきたいと思います(^v^)

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