安い塗装の見分け方 〜 中古車の修理歴 〜

中古車は新車と違い一度以上人の手に渡っていますから、少なからず傷やへこみなどがある場合があります。

中古車を販売する際、小さな傷やへこみはそのままで販売するケースもありますが、きちんとした中古車販売店であれば、きちんと板金塗装をして修理した後に販売することが一般的です。

「じゃあ、きちんと板金塗装していれば安心だ！」

と思うかもしれませんが、塗装の良し悪しが非常に重要になってきます！

街中をドライブしていると、「格安塗装！」とか「１万円〜板金修理します！」なんていう看板を目にしたことがありませんか？注意深く見てると、けっこう板金塗装の看板ってたくさんあります。

安くてもきちんと塗装をしてくれれば何の問題もないのですが、現在板金塗装業者は乱立しており、低価格競争も激化していますので、コストカットの行き過ぎにより品質の低い板金塗装で済ませている業者も存在します。

品質の低い塗装をした部分には、以下のような症状が現れます。

品質の低い塗装をすると、塗装面に以上のような症状が現れます。

たちが悪いのは最初はきれいでも、２〜３年経つと塗装が剥げたり錆がでてきたりして気付くというものです。これはさすがに素人目では判断できません。

しかしすでに塗装が剥げていたり錆がでていたり、内部にゴミが入っていたり塗装面の内側から錆が出ている場合は、確実に品質の低い塗装が施されていますので、購入は控えた方が賢明です！

特に注意しないといけないのは、「これは経年劣化なのでしょうがない。」とか「板金塗装するとこんなもんですよ。新車のようにはいかないですからね〜。」などと、変な理屈をつけて説明するところは良い販売店とはいえませんので、購入を見合わせた方がよいでしょう！

ちなみに、塗装の状態が良くても６〜７年以上経過した車であれば、長期間の屋外駐車などをしていると紫外線の影響で、クリア層が経年劣化で剥げてくる場合もあります。

"あなたが気になっている中古車は他の多くの方も気になっている"

中古車を検討しているならできるだけ早く行動しなければすぐに売れてしまいます。

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