4WD(四輪駆動車)は、冬場に中古車相場が高くなる！

ジムニー	エクストレイル	CX-5
中古車検索	中古車検索	中古車検索

4WD（四輪駆動車）は、冬場になると中古車相場が高くなると言われています。

4WDとひとくちに言っても、オフロードの走破性を高めた、いわゆるクロスカントリータイプの本格4WD車から、見た目は普通の乗用車に4WDのメカニズムを搭載したもの、さらには軽トラックにも4WDが存在し、重宝されています。

4WDの最大のメリットは、エンジンの動力を路面に伝える能力が優れているという点にあります。特に、国内の道路の多くが舗装路となった我が国において、4WDの走破性能をいかんなく発揮することができるのが、雪道です。

もちろん、雪道においては、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンを適切に装着したうえで、性能を過信せずに慎重な運転をすることが前提ですが、一般的には2WD車と比べると、雪道における発進のしやすさや走行安定性は、4WDのほうが圧倒的に有利とされています。

そのため、雪の多い地域においては、降雪期を迎える直前の秋口や、実際に降雪期に突入する冬場に、雪道での安全走行を目的とした4WD車へのニーズが高まる傾向にあります。

また、雪の少ない地域のドライバーでも、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを楽しむ人にとっては、4WDのほうが雪道で安心だからとの理由で強い引き合いがあります。

ただ、我が国において、新車販売に占める4WDの販売比率はそれほど高くなく、全体の約2割程度にとどまっています。

つまり、4WDの新車そのものが少ないわけですから、当然ながら中古車においても4WD車が少ないうえに、中東やアフリカ諸国などを中心に、海外から日本の中古4WD車への引き合いが非常に強いことが、国内における4WD流通台数の不足に拍車をかけています。

ただ、流通台数不足とはいっても、4WD中古車の在庫が国内から完全に底をつくということではありません。中古車にも他の商品と同じく、流通過程というものが存在しています。

中古車販売業者は、買取業者や中古車オークション（卸売市場）などを通じ、儲かりそうな商品車をあらかじめ仕入れておいたり、値上がり基調にある商品車を落札し、短期間で業者に転売して利ザヤを稼いだりもします。

このことは、株式市場を想像していただければ理解しやすいかもしれません。当然ながら、業者側は前述したように、冬場に向けた4WD需要の高まりというものは織り込み済みです。

しかしながら、需要がどの程度の高まりを見せるのかは、毎年異なってくるものです。それは事前に出される降雪量の長期予測や、実際の降雪量にも大きく左右されます。

それによって、今年はドカ雪の長期予測が出ているからと、高い仕入れ値でも強気で4WDを仕入れて強気の値段で売る場合もあれば、今年は暖冬予測だからと弱含みの判断をして仕入れ値を例年よりも下げるというような場合もあります。

また、暖冬の予測に対し、実際は観測史上最大級のドカ雪が降り、4WD車のニーズが急増するということもあります。

それらの結果として、商品である中古4WD車が、売り手と買い手の間で価格面や商品状態などを勘案して折り合いがつけば売買は成立するし、折り合いがつかなければ店頭在庫として売れるまで待つか、そのまま春を迎えて仕入れ値以下で叩き売ったり、中古車オークション（卸売市場）で換金処分することも起こってきます。

とはいえ、降雪量といった不確定要素に左右されるものの、やはり冬場の4WD車へのニーズは不変です。一般に言われているように、冬場になると4WDの相場が上がるというのは、程度の差こそありますが、れっきとした事実です。

たた、どの程度まで相場が上がるかは、業者ごとの判断（強気・弱気）によっても大きく左右されます。

もし4WD車の購入を検討されているならば、天気予報の長期予測を注視してみることに加え、地元だけでなく、地方の買取業者も含めて多くの業者に見積もりをとり、比較検討してみることをおすすめします。

"あなたが気になっている中古車は他の多くの方も気になっている"

中古車を検討しているならできるだけ早く行動しなければすぐに売れてしまいます。

中古車販売実績・販売シェアNO.1のガリバー をご紹介しておきます(^^)国内トップクラスの保証も充実しています！※氏名・電話番号は正しく入力しましょう。