80年台国内市場では実に8割以上を占めていたセダンですが、バブルの崩壊とともにクルマの多様化が進んだ結果、いつの間にかセダンの販売は国内各社ともに大幅に減少するようになってしまいました。
それに合わせて国内でセダンモデルを投入するメーカーも、結果的に非常に少なくなってしまったのです。
消費者の意識が大きく変化したとはいえ、ここまでセダンの市場が無くなったのは日本ならではの独特な状況といえます。
気がつくと今セダンを提供しているのは殆どがトヨタであり、ハイブリッドとの組み合わせがなんとかセダン復権の手がかりとなってきているのが最近の状況です。
こうしたセダンのイマイチ人気は中古車の世界でも続いていますが、これはある意味で、中古車ユーザーにとっては非常にバリューフォーマネーな買い物ができる大きなチャンスでもあるのです。
セダンは国内で比較的年齢層の高いユーザーが購入するため、走行距離も多くなく、丁寧に使われたクルマが多く、しかも整備の行き届いたものが多いので、実は中古車としては非常に良質な商品といえるのです。
しかも無理をして走行していませんから、痛みの少ないものが多く、中古車の選択肢としては非常に間違いのないものといえるのです。
トヨタでいえば、カローラフィールダー、プレミオ、アリオン、カムリ、SAI、マークX、クラウンなど結構なバリエーションから選択することが可能です。
また日産では、ティアナ、スカイライン、フーガ(FUGA)などが主要な車種となります。
そのほかにもスバルではレガシィB4、ホンダはアコードなど探せばまだまだ掘り出し物のセダンを見つけることができるのです。
こうしたセダンの中でもハイブリッド車は人気回復の起爆剤となってきているようで、徐々に販売台数も増加しつつあるようです。
興味深いのは欧州車で、BMWやメルセデスは国内販売においては圧倒的にセダンの人気が高いことです。
3シリーズも5シリーズ(もマジョリティはセダンですし、メルセデスのCクラス、Eクラスも同様の状況が続いています。
こうみていきますと、セダンだから完全に否定されているわけではない微妙なマーケット状況が垣間見えてきます。
国産車に関してはいまひとつ元気のないセダンならば中古車として購入するのにもかなりお得ですし、クオリティや使い勝手はまったくほかのクルマとは遜色がありませんから、ある意味で非常にいい買い物をすることができる選択ということができます。
あえて国産セダンにターゲットを絞ってクルマを選択してみるというのも、賢い中古車の買い方としてお勧めできるものです。
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